イワシ缶にはEPA、DHA(オメガ3)が豊富で脂肪燃焼効果があり鯖缶の次にダイエット向けと話題になりました。
アディポネクチンという通称「痩せホルモン」の分泌が促されて脂肪燃焼効果があると言われています。そこでたくさん食べれば早く結果がでるのではないかと大量に食べる人もでてくるかもしれません。
そこで気になるのがイワシ缶を食べ過ぎたら太るのではないか、またデメリットはどうなのかという疑問です。
そこでこの記事ではイワシ缶のカロリーやメリット、デメリットや低カロリーレシピをお伝えしていきます。
Contents
イワシ缶は太る?
イワシ缶だけを食べるのであれば太りにくい食材といえるでしょう。イワシ缶100g220㎉くらいでそれほどカロリーも高くありません。
ですが、イワシ缶を食べる時に調理法や一緒に使う食材で太るかどうかは大きく変わってきます。みりんや砂糖をたっぷり使ってしまうと太ってしまいますね。
さらに、イワシ缶のみそ煮などはご飯に合うので、ついついご飯を多めに食べてしまい、じりじりと太ってしまうかもしれません。
イワシ缶を食べる時には、調味料や一緒に合わせる食材に気をつけてレシピを選んでいきましょう。
ご飯がすすむものは温野菜などをプラスして、ご飯などの炭水化物は増えないようにしましょう。
イワシ缶のカロリーと糖質
イワシ缶のカロリーと糖質はどのくらいでしょうか?味付けの種類ごとにご紹介していきます。糖質は炭水化物(糖質+食物繊維)のデータを掲載します。
イワシ水煮200g・・・468㎉
いわしかば焼き100g・・・233㎉
いわしみそ煮100g・・・220㎉
オイルサーディン100g・・・370㎉
イワシ水煮200g・・・5.8g
いわしかば焼き100g・・・9.69g
いわしみそ煮100g・・・8.19g
オイルサーディン100g・・・0.2g
イワシ缶のメリット・デメリット
話題のイワシ缶のメリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
・イワシ缶は保存もきき、すぐに食べれるので便利
・EPAで血管を老けさせない
・EPAで血流がよくなり抜け毛を防ぐ
・アディポネクチンで脂肪燃焼
・DHAが豊富で脳の働きを良くする
デメリット
・塩分が多いので汁の使用は調節が必要
・プリン体が含まれるので食べ過ぎ注意
・缶の容器にビスフェノールAが含まれているので、多量に摂取しないほうがよい。また、妊婦さんや乳幼児は食べないほうが良い
ダイエット向け低カロリーレシピ集
イワシ缶のみぞれ鍋風
【材料】(2人分)
・イワシ缶(水煮)・・・1缶
・大根・・・約1/2本
・白菜・・・1/4束
・豆腐・・・小さめの豆腐1パック
・出汁パック・・・1パック
・ネギ・・・少々
・ポン酢など浸けダレ・・・適量
【作り方】
①大根をすり下ろす
②大根おろしの汁と出汁パックを鍋に入れる。
③白菜をざく切りにしたものを鍋にいれ、2~3分くらい煮る(白菜に少し火を通す)
④白菜の上にイワシ缶のイワシと豆腐をのせ、缶の汁も一緒に入れる
⑤白菜がくったりするまで煮る
⑥ネギを上にのせ、ポン酢などでいただく
イワシ缶のきゅうり酢
【材料】2人分
・イワシ缶(醤油)・・・1缶
・酢(下味)・・・小さじ1
・きゅうり・・・1本
・すりごま・・・適量
・酢・・・大さじ2
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・少々
【作り方】
①きゅうりは小口切りにして、塩をまぶしておく
②イワシは一口大に切り、酢小さじ1をふっておく
③ボールに酢、砂糖、塩を混ぜ合わせる
④きゅうりの水気をしっかり絞って、③に入れる
⑤イワシを④に入れてごまをふり入れる
イワシの出汁巻き卵
【材料】2人分
・イワシ缶(蒲焼)・・・1缶
・卵・・・3個
・出汁・・・大さじ3
・塩・・・ひとつまみ
・醤油・・・1/2
・みりん・・・1/2
【作り方】
①卵、出汁、塩、醤油、みりんをボールに入れて混ぜる
②卵焼き器に卵液を広がるくらい入れ、少し火が通ったころ(半熟状態)手前側に横一列にイワシを並べる
③イワシを卵で巻いていく
④卵焼き器の片側に巻いた卵を寄せて、空いたところに卵液を流し入れ巻く。これを卵液がなくなるまで繰り返す
※テフロン加工のフライパンを使って油を使わないようにすると、よりヘルシーになります。
【まとめ】イワシ缶は料理法でヘルシーに食べよう
・イワシ缶は味付けに気をつければ太らない
・イワシ缶は血管の老化を防ぐ
・イワシ缶は抜け毛にもいい
・缶詰の容器にはビスフェノールAがあり食べ過ぎ注意
最近イワシ缶の良さがメディアで取り上げられて、青魚を食べる良い機会となりましたね。非常食にもなるのでイワシ缶を家庭に常備されておくのも良いでしょう。