ブロッコリーはビタミンCやたんぱく質、鉄分、マグネシウム等を豊富に含む優れた野菜です。筋トレをする人たちにも愛されている野菜ですが、それは脂肪がつきにくく太る心配がない野菜だからでしょうか？
ブロッコリーはヘルシーそうだし、どんなに食べても大丈夫と思いますよね？
ヘルシーな野菜だからと安心して食べ過ぎると意外な落とし穴があるかもしれません。この記事ではブロッコリーのカロリーと糖質、太らない食べ方やレシピなどをご紹介していきたいと思います。
Contents
ブロッコリーは食べ過ぎると太る？
ブロッコリーを食べ過ぎても太ることはないでしょう。ブロッコリーは低カロリー、低糖質の食材だからです。
太るとすればブロッコリーの味付けや、ドレッシング、マヨネーズなどに問題があります。
少量ならブロッコリーになにもつけずに食べる事もできますが、やはりなにか味付けがほしいですよね。
ブロッコリーはビタミンCやカリウムなどの栄養が豊富でさらに3～4房でビタミンCの１日推奨摂取量がとれる最強の野菜です。
普段の食事に積極的に取り入れていくためにも太らない調理法や、ドレッシングなどの工夫が必要ですね。
ブロッコリーのカロリーと糖質
ブロッコリーのカロリーと糖質を見てみましょう。
カロリー
１本（Mサイズ１個125ｇ）・・・41㎉
５房（７６g）・・・約26㎉
糖質
１本（Mサイズ１個125ｇ）・・・1ｇ
５房(７６g）・・・約0.6ｇ
カロリーも糖質も低い太りにくい食材ですね。
ブロッコリーのメリット
ブロッコリーの身体に嬉しいメリットをご紹介します。
・食物繊維が豊富でお通じがよくなる
・ビタミンCが豊富で免疫力アップ
・クロムで脂肪の燃焼が期待できる
・カリウムでむくみの改善に役立つ
ブロッコリーの太らない食べ方
食前に食べる
ブロッコリーを食前に食べることで、空腹感を落ち着かせてあとの食事量を抑えることが出来ます。
さらに食物繊維が豊富なので血糖値の急上昇を抑えることもでき、脂肪を溜め込むことを防ぐことができます。
ブロッコリーの茎も食べる
ブロッコリーの茎は硬めなので、咀嚼時間が長く満腹感を得やすいです。食べ過ぎ防止に役立ち太るのを防いでくれます。
ブロッコリーの茎は食べずに捨てる方もおられますが、じつは茎には房よりも多くの栄養が詰まっています。
なので茎を食べないのは大変もったいないことです。
表面に皮が少し硬いのでで皮を所々少し削いで食べたり、薄めに切ったりと工夫して食べるといいでしょう。
ブロッコリーを食べる時の注意点
・マヨネーズはカロリーハーフやカロリー糖質の低いものを選ぶ
・高カロリードレッシングは使わない
・食べ過ぎると体臭、甲状腺機能低下症の原因になる可能性があるので１日１００gまでにする
ブロッコリーの加熱は電子レンジがオススメ
ブロッコリーに豊富に含まれるビタミンCや栄養は加熱することでかなり失われてしまいます。ですが、生で食べると胃腸に負担がかかるので、やはり加熱して食べる方がいいですね。
栄養を失いにくい加熱方法の順番は
1.電子レンジ
↓
2.蒸す
↓
3.焼く
↓
4.サッとゆでる
の順になります。水につけるとビタミンCなどが水に溶けだしてしまうので電子レンジが一番栄養を失いにくい調理法になります。
電子レンジの料理方法
①食べる量のブロッコリーを小房にカットして水気のついたまま耐熱皿に入れる。
②ラップをして600W1～2分を目安に加熱。
各家庭の電子レンジによって加熱時間が異なると思いますので、様子を見ながら加熱してみてください。
ブロッコリーの低カロレシピ
低カロリーでブロッコリーを食べるには、油を使って炒めたり、揚げたりするよりもやはりサラダや和え物がヘルシーになります。
油は太ると敬遠しがちですが、私たちの身体には良質の油（えごま油や亜麻仁油など）が必要です。少量を混ぜて使うと良いでしょう。
ブロッコリーのキムチ和え
キムチの辛味でパンチのきいた一品です。
【材料】２人分
・ブロッコリー・・・1/2株
・えごま油(お好きな油）・・・少々
・鶏がらスープの素・・・小さじ1/2
・醤油・・・少々
・キムチ・・・お好みの量
・鰹節・・・お好みの量
【作り方】
①ブロッコリーを加熱する。
②ボールに鶏がらスープの素、キムチ、鰹節、ブロッコリーを入れて一緒に混ぜる。
③ごま油、醤油を加えたらできあがり
ブロッコリーのヨーグルトソースかけ
薄味ですが爽やかな味わいが欲しい時にいいですよ。
【材料】２人分
・ブロッコリー・・・1/2株
・プレーンヨーグルト・・・大さじ3
・マヨネーズ（カロリーハーフ等）・・・大さじ1
・塩コショウ・・・少々
・レモン汁・・・大さじ1
・ブラックペッパー・・・少々
・オリーブオイル・・・お好みの量
【作り方】
①ブロッコリーを加熱する
②プレーンヨーグルト、マヨネーズ、塩コショウ、レモン汁をあわせて混ぜる。
③ブロッコリーを器に盛り、ヨーグルトソースをかける。
④お好みでブラックペッパー、オリーブオイルをかける。
【まとめ】ブロッコリーで美しくスリムでいよう
・ブロッコリーのカロリー糖質は低い
・ブロッコリーを食前に食べれば肥満防止になる
・ブロッコリーは蒸す調理法が栄養が残りやすい
ブロッコリーは少量でも栄養を摂ることができるので、しっかりと生活に取り入れていきたいですね。