ごまは健康によく毎日食べると良い食品とされています。ごまは料理の風味を出してくれたりとまろやかで香ばしい味わいにハマる方もおられます。
じつは、ごまにハマった方から怖い話を聞きました。なんと毎日好きなだけごまを食べていたら食べ過ぎで太ってしまったそうです。
ですがその反対にごまをダイエットに使う方法もあるようです。はたしてごまは太る食材なのか気になりますね。
この記事ではごまは食べ過ぎで太るものなのか、健康に良いごまの適正摂取量を知って賢く活用する方法などをご紹介していきたいと思います。
Contents
ごまの食べ過ぎは太る?
ごまは食べ過ぎると太ります。はじめにお伝えしましたごまにハマって太ってしまった方はごまを食べるのをやめて3食の食事を普通に食べたところ痩せていったそうです。
ごまの主成分は約50%が脂質なのでカロリーは高めになります。ごまの脂質はオレイン酸などの良質の油なので身体にわるいことはないのですが、良い油も摂りすぎると太る原因になるので注意が必要ですね。
しかし、ごまには優れた栄養成分が含まれていて、コレステロールを溶かして体外に排出するなどのダイエット効果もある成分が含まれています。
ごまのカロリーと脂質
まずは食べ過ぎ防止のためにごまのカロリーと脂質を見ていきたいと思います。
むきごま(大さじ1)・・・60㎉
いりごま(大さじ1)・・・42㎉
すりごま(大さじ1)・・・49㎉
むきごま(大さじ1)・・・5.49g
いりごま(大さじ1)・・・3.79g
すりごま(大さじ1)・・・3.3g
むきごま、いりごま、すりごまはすべて同じごまです。形状が違うだけですが、微妙にカロリー、脂質に差があるようです。
また、白ごま、黒ゴマでは黒ゴマの方が脂質が高めです。
ごまの嬉しいメリットとは
ごまは小さいけれど優れた栄養成分を含んでいます。ご紹介していきましょう。
・不飽和脂肪酸でコレステロールを溶かして体外に排出してくれる
・お肌をしっとりさせ抜け毛予防に役立つ
・ごま大さじ1杯で牛乳1本分のカルシウムを含んでいる
・レバーよりも多い鉄分を含んでいる
・セサモールで活性酸素を抑える
ごまはクレオパトラや楊貴妃が好んで食していたそうですが、お肌や老化防止などの美容成分がたっぷり入っていて美に執着している二人が食べていことに納得しますね。
ごまの適正摂取量と食べ方
ごまは1日にどのくらい食べれば身体に良いのでしょうか?
体に良いとされている量は大さじ1~2杯(10g~20g)です。
ごまはそのままだと消化されずに排出されてしまうので、摺って食べるようにしましょう。消化吸収が3~9倍くらい高まり、食べたごまの栄養価を身体に摂り入れることができます。
ごまでダイエットはできるのか?
すりごまふりかけダイエットという方法がありますが、これは1日大さじ1杯のごまをご飯に振りかけて食べるというものです。
ごまを食べるだけで痩せていくのではなく、ダイエット中に必要な栄養素をしっかりと含んでいるごまを取り入れることで、栄養バランスの偏りをなくして効率的にダイエットできるようにするというものです。
【まとめ】ごまは小さいけれど栄養素はバツグン
・ごまは脂質が50%を占める
・ごまのカロリーは高い
・ごまのメリットは美容とダイエットに最適
・ごまの1日摂取量は大さじ1~2杯
・ダイエット中の栄養補助に役立つ
ごまには重要な栄養素がたくさん入っていますね。毎日の食事に摂り入れてみてください。