テレビや雑誌で有名になった「こうじ水」を試された方も多いのではないでしょうか？お通じが良くなったり、身体の不調がなくなったという感想が伝えられています。
そこで気になるのがこうじは結構高カロリーなものなので、こうじ水はもしかして思ったよりもカロリーが高くて太ってしまうのではないかということです。
私もダイエット中に気になり雑誌に掲載されていたクリニックにカロリーを問い合わせたほどです。
この記事ではこうじ水のカロリーと糖質や実践者にアンケートをとったリアルな感想をお伝えしていきたいと思います。
Contents
こうじ水は太る？【実践者口コミ】
Web上でこうじ水を飲んだ方の体験談を募集し少数ですが情報を集めることができました。その中には太ったと言われる方はおられませんでした。
太るか痩せるかは1日のトータル摂取量によって変わり、食べる量よりも消費カロリーが少なければ太り、食べるカロリーよりも消費カロリーの方が多ければ痩せるので、こうじ水がどこまで影響しているかは、はっきりとしないところです。
アンケートの中には痩せたと言われる方、変わらなかったと言われる方の2通りおられました。参考までに回答を掲載しておきます。
Q：こうじ水を飲んで実感した変化を教えて下さい。
A：長年便秘で悩まされていたが，飲んでいる期間はいい時は快便，悪くても2日置きに出るようになった。また，乾燥肌でひどい時は痒みもあったが，飲み始めてからは割と落ち着いた肌状態になったように思う。ダイエットもしていたので良かった。
Q：こうじ水を飲んで体重に変化はありましたか？
A：こうじ水だけの効果ではないと思うので何とも言えないがお通じが改善され1キロ痩せた。
Q：こうじ水を飲んで実感した変化を教えて下さい。
A：最近は落ちにくくなった体重が少しずつ落ちて来て、胃の調子が良くなったと思われます。わずかに乾燥肌の腕や足にはうるおいが得られたように感じられました。
Q：こうじ水を飲んで体重に変化はありましたか？
A：1.5キロほど減りました
Q：こうじ水を飲んで実感した変化を教えて下さい。
A：便通が良くなった所です。少し気になったのはお腹が張るような感じがありました。他には体が疲れにくくなったように感じ、快活になったような気がします。
他には肌に潤いが出てきました。つやもでましたし、ニキビが出ていましたがそれが徐々に無くなりました。肌の乾燥も無くなりました。
Q：こうじ水を飲んで体重に変化はありましたか？
A：変化はありませんでした。
皆さん、お通じが良くなったという回答が多く太りにくい身体の条件が整っている感じですね。
※アンケート結果は個人の感想ですので効果を保証するものではありません。
こうじ水のカロリーや糖質
こうじ水のカロリーや糖質を掲載されているサイトなどを探すことができなかったので、こうじ水を紹介されていた雑誌に掲載されていました医療機関に問い合わせました。
後日、下記のようなお返事をいただきました。
「今のところ資料がないため、はっきりしたことはわかりませんが、こうじ水の味はほんのり甘いくらいです。その甘さは米麹のお米のでんぷんを麹菌が分解してブドウ糖に変えたものです。そのことからカロリーはごく微量ではないかと思われます」
まだこうじ水のカロリーや糖質を検査されたところはないのではっきりしたことはやはりわかりませんでしたが、高カロリーではないと推測されますね。
あくまでも想像の範囲ですのでご了承ください。
こうじ水の飲む量と飲むタイミング
こうじ水の飲む量は1日100㎖～500㎖くらいが良いようです。
飲むタイミングは
1.起床後
寝ている間に汗などで失われた水分を補うことができ、こうじ水の効果で老廃物を体外に排出してくれるので起床後がおすすめです。
2.食事の前後
起床後の次に良いのが食事の前後です。こうじ水によって身体の代謝が良くなるので食べたもののエネルギーを消費するのに役立つでしょう。
こうじ水の作り方
こうじ水を考案された山崎糀屋女将、山崎京子さんの作り方動画を参考にしてください。
【材料】
・乾燥こうじ 100ｇ
・水 500CC
・不織布（お茶パック等）
・こうじ水を入れる容器
【作り方】
①こうじを不織布に入れて口を閉じる
②容器に①を入れて水をそそぐ
③冷蔵庫で8時間以上、約一晩くらい浸ける
保存期間は3日間ですが、ニオイや味、色などを見て異変があれば捨てましょう。
浸けたこうじは薄くなっていきますが、3回まで使うことができます。ただし、1週間以内に使うようにしましょう。この時も異変があれば使用するのをやめましょう。
こうじ水の残った麹の活用レシピ
こうじ水に使ったこうじも微量ですが栄養が残っているので捨てずに料理に活用しましょう。
鮭とキノコの塩麹焼き
【材料】2人分
・鮭切り身・・・2枚
・シメジ・・・1/2パック
・エノキ・・・1パック
・塩麹（市販のもの）・・・適量
・こうじ水に使った残りの麹・・・適量
【作り方】
①塩麹にこうじ水に使ったこうじを混ぜて、鮭の切り身にぬる
②耐熱皿に鮭を並べてその上にシメジ、エノキをのせる
③オーブンを180度に予熱後、②を7分程度焼く。様子をみて焼きが足りないようだったら、延長して火を通す
④器に盛る
かぼちゃの塩麹煮
【材料】2人分
・かぼちゃ・・・1/2個
・こうじ水に使ったこうじ・・・適量
・塩麹（市販のもの）・・・大さじ1～2
・砂糖・・・大さじ1
・水
【作り方】
①かぼちゃは食べやすい大きさにカットする。
②かぼちゃを鍋に入れひたひたになるくらい水を入れる
③残ったこうじと塩こうじを入れる
④かぼちゃに落し蓋をして沸騰するまで強火で煮て、沸騰後は中火で煮る
⑤かぼちゃに火が通ったらできあがり
食べる豆乳糀
【材料】
・豆乳・・・200㎖
・残った麹・・・お好みの量
【作り方】
①残った麹を入れて豆乳を人肌くらいにあたためる
②スプーンなどでこうじを食べながら豆乳を飲む
【まとめ】こうじ水は太りにくい嬉しい水
・こうじ水のカロリーと糖質は資料はないが低そうだ
・こうじ水でお通じが良くなり、肌にも良いとの口コミあり
・こうじは3回まで使える
・保存期間は3日間
・残った糀は料理に使える
こうじ水は簡単に作れて太る心配のない嬉しい水のようですね。