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豆乳は太る?
豆乳は気をつけないと太ります。ヘルシーなイメージがありますが、意外とカロリーが高く脂肪分も多いことが理由です。
飲みやすい調整豆乳になると砂糖や塩分などが含まれ、さらに高めなので注意が必要です。また、豆乳飲料も飲みやすくするためにいろいろと加えてあるので成分をよく見て飲みましょう。
さらに、豆乳に含まれるカリウムの作用で身体を冷やしやすいので、代謝を低下させ太りやすくさせてしまうことも考えられます。
豆乳は腰回りがスッキリ?
あたためた豆乳と生姜を飲むと腰回りがすっきりするという情報がありますが、基本的には部分痩せはできません。
筋トレでねらった部分を引き締めるということは正しくトレーニングすれば可能になります。
運動や食事制限で脂肪を消費する場合、身体全体の脂肪を少しずつエネルギーとして燃やしていくので、ある特定の部分だけ優先的に脂肪を燃やすという都合のいいことはできません。
では腰回りがすっきりするというのはどういうことなのでしょうか?
それは内臓脂肪が減っているということです。
脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪は筋肉の上につく脂肪です。内臓脂肪は内臓の周りについている脂肪です。
身体が脂肪を燃焼させるときは、内臓脂肪から優先的に使っていきます。その結果内臓脂肪のついているお腹周りからスッキリしてくるという実感があります。
豆乳を飲めば目に見えてダイエット効果が現れるというわけではないと思いますが、豆乳はたんぱく質が多く含まれているので、筋肉を維持、増やすなどが期待できます。
筋肉を維持、増量することで代謝アップにより内臓脂肪が減り、腰回りがスッキリすることにつながるのかもしれません。
豆乳のカロリーと脂質
豆乳のカロリーと脂質を見てみましょう。
無調整豆乳200㎖・・・95㎉
調製豆乳200㎖・・・132㎉
無調整豆乳200㎖・・・7.42g
調製豆乳200㎖・・・7.42g
無調整豆乳は調製豆乳よりもカロリーは低いのですが、飲みやすさでいうとや調製豆乳が良いと言われる方が多いと思います。
そうすると132㎉は高カロリーなので飲み過ぎには気をつけたいですね。
豆乳の注意点と適正摂取量
豆乳に含まれるイソフラボンは1日に摂取してもいい量が決まっています。他のイソフラボンを含んだ食品を食べることを考えると、1日200㎖を目安に飲むのがいいでしょう。
イソフラボンを摂りすぎてしまうと次のような症状が現れます。
・ホルモンバランスが崩れて生理不順になる
・子宮内膜増殖症の発症率が高くなる
夜に飲むのがオススメな理由
豆乳の飲むタイミングとしては夜、就寝30分~1時間前がオススメです。
理由は次の2点です。
1.筋肉量を増やすことが出来る
夜、寝ている間に成長ホルモンが分泌されますが、分泌のピークに合うように就寝30分~1時間前にたんぱく質を補っておくと筋肉量を増やすことにつながります。
筋肉が増えると基礎代謝が上がるのでカロリー消費が増えていきます。
2.胃に負担をかけないため
寝る前に豆乳のような脂肪を含む消化にエネルギーがいるものを胃に入れると、胃に負担がかかるので、就寝30分~1時間前までに飲んで胃に残さないようにするためです。
寝る前に飲んで太らない?
ここで気になるのは、「夜寝る前にカロリーの高い豆乳を飲んで太らないの?」ということではないでしょうか?
じつは豆乳は脂肪を燃やす褐色脂肪細胞を元気にする働きがあるので、脂肪を溜め込むことがないため夜に飲んでも大丈夫なんです。
ここで脂肪について説明をしますと、脂肪には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の2種類があります。
褐色脂肪細胞は痩せる脂肪細胞と言われて、熱を発生させる働きがあり、熱を造り出すときに自分の脂肪を燃やします。
そして足りなくなったら白色脂肪細胞を燃やして熱を造ります。褐色脂肪細胞は増える事がないので活性化させてくれる豆乳は嬉しい飲み物ですね。
豆乳の太らない飲み方
豆乳は冷えたまま飲むと身体を冷やしてしまい、代謝が悪くなるため太りやすくなってしまいます。
冷えることを避けるために、豆乳をあたためて飲むと良いでしょう。
また、冷え性の方は生姜を入れて飲むと身体を温めることができるのでおすすめです。
【まとめ】豆乳は高カロリーだけど脂肪を燃やしてくれる
・豆乳は高カロリーで太りやすい
・豆乳の飲み過ぎはホルモンバランスを崩すなど要注意
・豆乳は1日200㎖を目安に飲む
・豆乳は褐色脂肪細胞を活性化させてくれる。
・飲むタイミングは就寝30分から1時間前
豆乳はたんぱく質を摂り入れるのに最適な食品の1つです。飲むタイミングや量を意識して太ることなく活用していきたいですね。